GRIT やり抜く力 「情熱」と「粘り強さ」を読んで
「GRIT」やり抜く力 -
人生の成功を決める 「究極の能力」を身につける を読みました。
男性の著者をイメージしていたのですが、綺麗な女性ですね。
アンジェラ・ダックワース TEDスピーチ
「才能」よりも「やり抜く力」が大切。
時に「才能」と「やり抜く力」が反比例するとありました。
「才能」があると「努力」しないという例ですね。
「母親」として心に残ったワードをいくつか
・「ものすごくがんばる」のは、「やり抜く力」とは違う。
・必死に努力する前にまずは楽しむことが大事。
・(子ども)の興味を観察する親が、子どもの「情熱」を伸ばす。
・「やり抜く力」の鉄人の多くは、親を手本にしている。
・「2年以上」「頻繁な活動」をした子は将来の収入が高い。
「頻繁な活動」=「習い事」をすることの重要性の話がありました。
当たり前のようですが、
嫌いな事を続ける必要はなくて、子ども自身が選んで続けることが重要だと。
・子どものころの「ほめ方」が一生を左右する
結果ではなく過程を褒める方が良いと。こちらは、良く聞きますね。
具体的には
〇「良くできたね!
もう少しうまくできたかもしれないと思うところはあるかな?」
など、肯定をしつつ、本人が答えや解決方法を考えるような質問をするです。
『質問力』にも通じるものがありますね。
「やり抜く力」の重要性と
どうしたら「やり抜く力」がつくのかという内容なのですが
最後の方にこうも書いていました。
自分の子どもたちのことを考えても、・・・
身につけてほしいのは、「やり抜く力」だけでないことは断言できる。
「偉大さ」と「善良さ」は異なるものであり、どちらが大切かといえば、「善良さ」のほうが大切だと思っている。
心理学者としても、性格のなかで「やり抜く力」は唯一重要なものでもなければ、いちばん重要なものでもないことは証明できる。